ぷりるん

読了
 面白かったです。青少年の悩み。青春。
ちょっと、自閉的な主人公が、本当に周りの人たち、家族(姉、妹)、友人、恋人と触れ合う話。性的な触れ合いもふくめて。性描写は、エロというよりは、コミュニケーションツールの一種として登場。あまりエロくは無い。個人的には部長に言及されてるところは好き。
 相当な女性運の悪さ、いやむしろいいのだろうか?主人公が気を病むのも致し方ないです。友人達の話は結構好きです。こういうのは大好物、いつかぶつからないとしょうがない。主人公みたいなのを本気で案じてくれるノボルはいいキャラ。桃川は、ころっと変わってしまったが良い方向ならそれはそれで。この作品は綺麗に終わらせているので、ハッピーエンド派の自分には良かった。
序説と書いてあるが続刊の予定があるのだろうか?これで終わらせておいたほうが良いような気がします。

作中の登場する女キャラクターを端的に言ってしまえば
姉(全開放) 部長(クール) ぷるりん(スネーク) 桃川(メンヘラ) 妹(ブラコン)
低俗な意見ですが、やはり姉は良いです。普段どうであろうと何があろうとやはり姉は姉。次点で部長。こういったキャラクターを選ぶというのは、自分には自立性がなく、幼稚であるということか。あえて、ノボル1択で「僕たち、友達だよね?」